6902 | 侵入男に実刑 | はくぶん | 2015-11-04 13:14:22 |
9月に行われたシンガポールGPの決勝レース中に、コース内に侵入してセーフティカー導入の原因を作った男に対し、地元シンガポールの地方裁判所は、6ヶ月の実刑判決を言い渡したようだ。 FIA(国際自動車連盟)によれば、男は27歳のシンガポール人観客で、特に政治的な意図などはなかったらしい。 男は起訴事実を認めていたが、裁判所は「被告の取った行動は自分本位で無鉄砲、国際イベントに大きな悪影響を与えた」として、厳しい実刑判決を言い渡した模様。 いつも思うことだが、刑事罰というのは個人の犯した罪に対して科せられるべきものであり、社会的影響がどうのなどということは、本来刑とは無関係なはずなのだ。 反社会的言動に対する抑止力として、そういう点も加味して量刑を行うという意図は分からんでもないが、それが果たして刑法、引いては憲法に抵触しないかということなのである。 社会的影響を考慮に入れるならば、総理大臣の横暴や悪行など、即刻死刑に値するだろう。 それにしても、ネットのニュース記事は誤字脱字が絶えないね。 この記事の原文だが、 地元シンガポールの地方裁判所は『6か月の実刑』という思い処分を下した。 となっている。 裁判官にとって念願の処分だったんだろう。 さらに、何でもかんでも括弧で括るセンスの無さ。 それならいっそのこと、 『6か月の実刑』 じゃなく、 『思い』処分を下した。 とした方が良かったんじゃないか。 |
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