7008 モーツァルトとサリエリの共作 はくぶん 2016-02-14 13:30:09
現時点のExciteのニュースに、まさにエキサイトな記事が載っている。

チェコ国立博物館は13日までに、オーストリアの音楽家モーツァルト(1756〜91)とイタリアの作曲家サリエリ(1750〜1825)が共同で作曲し、長く行方が分からなくなっていた作品が見つかったと明らかにした。チェコ通信が伝えた。  映画「アマデウス」はサリエリがモーツァルトの才能に嫉妬して毒殺したとの説を取り上げたが、発見された作品は2人の音楽家としての交流を示す興味深い史料となりそうだ。国立博物館は16日の記者会見で詳細を発表する。  モーツァルトはウィーンで活躍し、宮廷作曲家となり、オペラや交響曲など600以上の作品を残した。

映画“アマデウス”は俺も観た。
モーツァルトとサリエリは、ずっと犬猿の仲だと思っていた。
映画の中では、共作を持ちかけるサリエリの顔に、モーツァルトが唾を吐きかけるシーンが印象的に残っている。
しかし、共作が存在するということが、ずっと昔から分かっていたとは。

俺も何人かと曲を共作したことがある。
そこで感じたことは、相手が自分と同じセンス、同じレベルを有していなければ、共作は進まない、ということだ。
どちらかが支配的に進めるのなら話は別だが、対等な関係である限り、曲の完成は難しい。
天才モーツァルトと、曲を聴く限り、同等の才能など微塵も感じられないサリエリ。
二人が共作出来たとはとても信じられない。
楽章ごとの分担制なら、まだ可能かもしれないが、同じ部分を2人一緒に作っていったなど、想像も出来ない。

その曲を聴いていないから何とも言えない。
早く世界に公開してもらいたいものである。
長らく音楽は聴いていない。
ましてクラシックなど、という感じになってはいるが、この曲が公開されたら、必ず聴く。
それくらい、この記事は自分にとって色々な意味でショッキングだからだ。
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