7201 | 付き合い | はくぶん | 2016-08-29 10:17:08 |
気軽に何でも言えるのが友達なのか。 何でもという部分に、大きな認識の違いがあることもある。 当たり前のように言った事が相手を怒らせる。 自分なら何でもない言葉が、相手の逆鱗に触れる。 相手はきっと友達に、そんな事は言わないのだろう。 もしくは、自分では言うが、相手に言われるのは容認できない、、 そんな我儘な考えを持った人間かもしれない。 何でも気軽に言えなければ友達じゃない。 それは言い過ぎだろうが、ある程度は言えなければ、友達じゃない人間と違いがない。 友達と言いながら、我儘の通る相手を捜している。 友達が欲しいのではなく、子分のような存在が欲しいだけ。 何のために? 自分の価値を高めるために。 そんな事で価値が上がるわけではないが、本人はそう思っている。 ただ一緒に遊ぶ相手が欲しいために友達を捜す人間もいる。 本人にそんな意識はないが、一緒に遊ぶ以外には、相手と何も共有しない。 困っていても助けたりしないし、むしろ距離を置くようになる。 一緒に遊べなければ、友達じゃないのである。 日本にはこういう友達関係が多い。 これを友達だと思っている者も多い。 友達に絶対的な定義はない。 どんな付き合い方を友達関係と思うかは、各人の自由である。 しかし、心の通っていない友達関係が当たり前の世の中になると、その国は崩壊して行くだろう。 ビジネスでも信頼関係は築けることもある。 何の縛りもない、自由意志で集まった人間たちの中身が、その程度なら、そもそも友達など必要ないものだと言い切ってもいいのではないか。 |
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