7276	通勤電車内で書いている	はくぶん	2017-02-20 08:57:07
いつの世も先駆者は、その域に常識を持たない、先入観のない普通の人間である。 世間は彼のことを特殊な人間だと思うかもしれない。 しかし、彼は至って平凡。 ただ、その域に抑止の働く知識も経験もない人間というだけのことなのである。 周りの人間と彼との大きな違いは、それをやってはいけないと思っているかいないか。 そして、その延長として、それが上手く行くと思っているかいないか、なのである。 それはやってはいけない事、だから上手く行くはずがない。 そう思っている人間が上手くやれるはずがない。 それは極めて普通の事、だから上手く行かないはずがない。 彼はきっとそう思っているのである。 相手の名前を呼んだら、きっと返事をするはずだ。 それくらい当たり前の事だと思っているんだろう。 土曜日は自宅サーバのメンテナンスに殆どの時間を費やした。 先々週、ハードディスクが一つクラッシュした。 バックアップは常に取っているので、データの損失は最小限に抑えられた。 しかし、残りのハードディスクだけで、データの置き場所を確保しなくてはならなかったため、非常に窮屈な2週間となった。 新しいハードディスクは、以前の500GBから1TBに容量アップしたので、かなり広々としたサーバ環境となった。 ちなみに、約20年振り、人生2度目のハードディスク・クラッシュだった。 そして、最初は容量アップは全然考えていなかったが、500GBと1TBが1000円しか違わないなら、そりゃ迷わず1TB買うよなあ。
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