7369 シクラメンのかほり はくぶん 2018-07-13 00:01:43
布施明に“シクラメンのかほり”という曲がある。
子供の頃に聞いて、充分すぎるほど知っている曲だ。

しかし、こんなに切ない曲だとは知らなかった。
子供の頃に聞いて、感じたこともなかった悲しさが、今心の中に込み上げて来る。

うす紅色のシクラメンほど
まぶしいものはない
恋する時の君のようです
木もれ陽あびた君を抱けば
淋しささえも置き去りにして
愛がいつのまにか歩き始めました

この幸せなひと時を描いた歌詞が、たまらなく悲しい。
幸せゆえに切ない。

他にもこういう歌詞はあるだろう。
しかし、この哀愁のメロディに乗ったこの歌詞は、他に比べるものがないほど切ない。
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