7371 夜間救急病院 はくぶん 2018-08-03 06:02:02
東大阪にある夜間救急病院へ行って来た。

夜10時半頃、うたた寝から目が覚めて、起き上がろうとしたら、額の左上にピリピリピリと電気が走るような感覚を覚えた。
その後、右腕と右足に痺れが来た。
左脳は右半身に繋がっているので、これはヤバい事が起きたかもしれないと、瞬間的に恐怖を感じた。

明日の朝まで放っておくのは怖かったので、とにかく夜間救急病院を探すことにした。
ネットで調べると、救急医療情報センターというところの電話番号が見つかり、早速そこへ電話した。
脳神経外科のある夜間救急病院の電話番号を、いくつか紹介してもらった。
しかし、どこへ掛けても、現在抱えている重症患者への対応に忙しく、来院を断られる。
結局、教えてもらった救急病院は全て断られた。
所謂たらい回しというやつである。

この頃には、手足の痺れはかなりマシになっていた。
手からは殆ど痺れが消えていたが、足にはまだ違和感が残っていた。
特に足先は、まだ痺れを若干感じていた。
痺れがマシになっても、不安は消えなかった。
とにかくCTかMRIを撮ってもらわない限り、安心はできなかった。

もう一度、救急医療情報センターへ電話して、さらにいくつかの夜間救急病院を教えてもらう。
他に病院の情報はないかと、消防署にも電話して、いくつか夜間救急病院を教えてもらった。
電話を掛け続け、ようやく受け付けてくれる病院が見つかったのは、夜11時45分頃。
結局、9つの病院に断られ、最後の1つに受け入れてもらった。
症状が起きてから1時間15分も経っていた。
一刻一秒を争う事態なら、もう命を落としていたかもしれない。

タクシーを飛ばして、病院に着いたのが0時過ぎ。
少し待合室で待たされ、診察室に通された。
症状を聞いた医者曰く、額のピリピリ感は脳で起こったものではなく、もっと表面的な皮膚での感覚。
そして、その痺れは脳から来ている症状ではない、と。
脳が原因の場合、手足に現れるのは脱力や無力であって、痺れではないとのこと。
急に握力が無くなったり、立てなくなったりと、それが脳に起因する症状のようだ。
しかし、それでも納得しない俺に、医者はCT撮影を促す。
もちろん異存はない。

CT撮影の結果、脳に異常なし。
診察終了で、帰宅したのが1時半過ぎ。
CT撮影で脳に異常は見つからなかったが、しかし、手足の痺れは、完全に無くなったわけではない。
あの額のピリピリ感の後、直ぐに起きた手足の痺れ。
一体、何が原因だったのだろうか。
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