7413 仲良くなる心理 はくぶん 2019-06-06 05:19:11
仲良くなると、人間は2種類にタイプが分かれる。
愛想が良くなる人間と、愛想が悪くなる人間。

気をつけるべきは後者。
いわゆる「釣った魚に餌は要らない」という考え方である。
餌をやりたいから、その魚を釣るのではなく、釣るまでが楽しいのであって、釣ってしまうと興味がなくなるのである。

そういう人間の理は、恐らく次のどれかだろう。
自分に自信がないため、見下せる人間を探している。
人と仲良くなるかどうかを、ゲーム感覚で考えている。
誰に対しても深い付き合いを求めていない。
自分の事しか考えられず、精神的に幼稚。
友達の数を自慢するために、または孤独から逃れるために、ただ人を集めることしか考えていない。

上記に共通する心理は、人と仲良くなろうなどと思ってはいないことだ。
人を利用して、自分が得することしか考えていない。
本来「釣った魚に餌は要らない」という考え方はおかしいのである。
そのおかしい考え方がまかり通るのが、日本という国なのである。
親切で温和な日本人は、実は親切で温和な振りをしているだけなのである。
仲良くなるまでは、親切で温和。
仲良くなると、図々しくなる。

釣った魚に餌は要らない。
釣った釣り人に遠慮は要らない。
何をそんなに恐れているのだ。
セロトニントランスポータの遺伝が引き起こす心理なのか。
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