7442 天職 はくぶん 2019-09-10 02:12:48
働いているのか、遊んでいるのか
その区別のわからない仕事。
それが天職である。

昔、ポエム&格言集に、こんなことを書いた。
今でもこれは真実であると思っている。

そして、その仕事が好きかどうかは、天職には無関係であるとも思っている。
天職とは、自分にとって当たり前に出来る仕事であり、
そんなものを特別好きと思ったり、憧れたりはしないということである。

好きは、いずれ飽きたり、嫌いになったりもする。
好きで始めた仕事は、そういう危うい部分もある。
しかし、天職は違う。
大して好きでもないのに、いつまでも続けられるのである。
それは自分にとって当たり前であり、自然だから。

仕事中に仕事ネタで雑談が出来ない人間。
退社後や休日など、仕事を離れると、仕事の話を嫌がる人間。
これらは天職に就いている人間達ではない。

天職とはあくまで自然な当たり前の仕事である。
働いているのか、遊んでいるのか区別の付かない仕事である。
そして、天職とは、いつの間にか始めてしまっていた仕事である。
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