7477 | またも台風 | はくぶん | 2019-10-21 00:11:20 |
もう10月も中旬が終わろうとしているのに、また台風が二つも発生した。 20号と21号である。 21号は東日本をかすめるかどうかくらいで、多分逸れるだろうが、20号は紀伊半島直撃の可能性がある。 勢力的には、どちらも980hPaと、大して大きくはないが、21号の方は今後発達するらしいので、日本に接近した時に、どれくらいにまでなっているか、逸れるとはいえ、ちょっと気掛かりである。 過去にどれくらい遅く発生した台風があるのか調べてみた。 平成2年に台風28号というのがあって、11月22日に発生し、11月30日に和歌山の白浜に上陸し、12月1日に北海道を抜け、日本から遠ざかって行った、という記録が残っている。 この記録を見る限り、今回の20号や21号は、遅い時期の台風とはいえ、記録的に遅いわけではないということになる。 そうは言っても、もう今週中には日本に接近するこの二つ。 10月は先週が無かっただけで、他は毎週のように台風がやって来ている。 しかも甚大な被害をもたらした台風もあったのだ。 前の台風の被害が復旧しない内に、また次の台風。 被害に遭った人達にとっては、恨んでも恨み切れない状況だろう。 もう日本を出て行きたいと思っている人も、少なくないかもしれない。 自然災害は罰することも撃退することも出来ない。 勢力を弱めたり、進路を変えさせたり。 そんな台風をコントロールする技術が作り出せないものか。 核兵器を生み出し、宇宙を探索するだけが、科学ではないはずである。 本気で台風と向かい合っている科学者は居るのだろうか。 |
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