7654 一つ残念な事 はくぶん 2020-11-03 03:11:41
大阪都構想は、5年前に続き、またも僅差で否決された。
今回も僅差ではあるものの、前回より7千票も差が開いての否決である。

この結果に関して、れいわ新撰組代表の山本太郎が果たした功績は大きいと思っている。
彼がこれを問題にしたことにより、初めて関心を持った大阪市民も多かったはずだ。
彼の説明を聞いて、初めて内容を知り、危機感を持った大阪市民も多かったはずである。

野党の中には、彼の登場が、賛成派の追い風になるという批判的な意見もあった。
しかし、それは、民衆を惹き付けられない野党が、彼の人気を妬んだやっかみの言葉であろうと推測する。
維新の説明不足が指摘される中、街頭での彼の説明が最も分かり易いという意見が多かったようである。
ゲリラ街頭演説会は、どこで行っても、常に人だかりが出来ていたという。

今回の結果を以って、大阪都構想は最終的に廃案となった。
大阪市民にとっては、非常に好ましい結果となったわけである。
この否決という結果により、れいわ新撰組も、大阪で大きな何かを得たのではないかと思われる。
彼らのゲリラ街頭演説会は、SNSで拡散され、動画で視聴され、大きな影響力を発揮することが、今回も証明されたように思われる。

しかし、そのゲリラ街頭演説会の中で、一つだけ残念な事があった。
れいわ新撰組から次期衆院選に出馬予定になっている大石あきこである。

説明が下手すぎる。
演説が下手すぎる。
演説で最も大事なことは、一般聴衆に分かり易く簡潔に訴えること。
それを、まるで井戸端会議のノリでやっている。
余計な言葉が多く、肝心な部分がぼやけている。
まるで愚痴を聞いているような感じである。
内容が分かり難く、途中で聞くのが嫌になって来る。
山本太郎の七光りが無ければ、聴衆は話を聞いてもくれないだろう。
もし当選したとしても、そんな演説力では、国会で通用しないだろう。
今後、大きく改善する必要がある。

山本太郎による松井一郎の物真似は、反則級に上手過ぎてワロタ。
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