7655 | 図々しい任期満了発言 | はくぶん | 2020-11-05 00:22:26 |
大阪都構想に対する住民投票は、否決という結果に終わった。 松井一郎は敗北記者会見の席で、その責任を取り、大阪市長任期満了後に政界を引退する旨を表明した。 そして、吉村洋文も、大阪知事の任期は全うするが、その後の進退は、任期満了前に決めるとした。 政界を引退するなら、すればいいだろう。 どちらも、特に優秀な人材であるとも、惜しい人材であるとも思わない。 それに関して異論はない。 しかし、この表明の中に一点だけ異議がある。 それは、両名共に現職の任期を全うしようとしている事である。 図々しいにも程がある。 これぞまさに厚顔無恥。 住民説明会では、利益と不利益をきちんと説明しない。 パンフレットの内容は、根拠もデータも示さぬ絵空事ばかり。 街頭演説では、事実と異なる虚言を発する。 大阪市のホームページから住民説明会や市長の記者会見の動画を削除する。 大阪財務局長を脅し、不当な謝罪会見事件を巻き起こす。 住民投票の日まで、大阪維新の会が行って来た悪行の数々である。 そして、この悪行を先導して来た張本人が、松井一郎であり、吉村洋文である。 反対派の街頭演説に立ったある大学教授は、これら一連の言動に対して、こう吐き捨てた。 「松井市長、あなたのやっている事は、詐欺です」 大阪市民を欺いてまで、自分たちの政策を実現させようとする詐欺師。 市民を裏切る詐欺師に、市長を続ける資格など無い。 この冬に、新型コロナウイルスの再流行が懸念されている。 もちろん大阪市は、今からそれに備えなければならない。 しかし、市長は、この男でなくても構わない。 それは春の時点で、市民も充分に分かっている。 こんな市長なら、コロナ禍で居ても居なくても同じである。 住民投票に於けるルールを無視し、虚偽虚言を繰り返した松井一郎、吉村洋文。 そんな詐欺師に、なぜ公職を続ける事が許されるのか。 そんなペテン師に、なぜ任期満了を口にする事が許されるのか。 このイカサマ師たちに、これ以上公職を続けるなど、到底許されることではない。 大阪都構想敗北の責任など、所詮、大阪市民には何の関係もない、大阪維新の会の問題である。 市長や知事という公職にありながら、虚偽虚言を用い、大阪市民を欺こうとした罪は重大。 住民投票の結果がどちらであろうと、そんなことは関係ない。 その罪を償うため、即刻辞任しなければならないということである。 今日は5年振りに、運転免許の更新に行って来る。 |
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