7660 アニマルウェルフェア はくぶん 2020-11-15 01:26:00
アニマルウェルフェア。
そういう言葉をYouTubeで聞いたので、ちょっと調べてみた。

ウィキペディアでは、こう説明されている。
動物福祉(どうぶつふくし、英語:Animal welfare)とは、一般的に人間が動物に対して与える痛みやストレスといった苦痛を最小限に抑えるなどの活動により動物の心理学的幸福を実現する考えのことをいう。

またGoogleでは、こう説明されている。
アニマルウェルフェア(Animal Welfare)とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされ た、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。 欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきました。

この説明を見て、真っ先に思い浮かんだ単語は、偽善である。
どんなに家畜に心を寄り添わせても、どんなにストレスを最小限に抑え、健康的に飼育しても、所詮最後は殺すのである。
食いたい、金を儲けたいという人間の欲求を抑えれば、家畜は死ななくて済むのである。
しかし、人間は決してそれらの欲求を抑えることはせず、最後には自分たちの欲求のために家畜を殺すのである。
その罪悪感を和らげるための、忘れるための、誤魔化すための都合の良い考え方であるとしか思えない。

動物も食わず、植物も食わず、餓死するという道を選ぶ以外、どんな綺麗事も、それは所詮偽善である。
人間が餓死しないために、他の命が奪われるのである。
そして、アニマルウェルフェアを主張する者たちも、きっと今日もステーキを食い、野菜サラダを食い、豚汁を飲み、アニマルウェルフェアなどすっかり忘れて、食事を楽しむのである。
それこそまさに自然なことである。

今日も昼間は20℃以上と暖かいが、夜はもうウインドブレーカが必要なほど寒いんだろう。
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