769 F1情報 はくぶん 2008-12-16 00:55:01
ルノーチームの総帥、フラビオ・ブリアトーレが、
2年以内にF1から引退する意志があることを明らかにした。

MシューマッハとFアロンソをワールドチャンピオンに育て上げた彼。
しかし、元々はF1とは何の関係もない単なる実業家だったようである。

人を育てることに才能があったのか、メカに強かったのか、
いずれにせよ、畑違いのF1でこれだけの実績は大したもの。

経歴や即戦力性ばかり期待する今の日本企業は、
もう一度人材や能力について考え直すべきだろう。

ブリアトーレの抜けた穴は一体誰が埋めるのか?
果たして彼の穴が埋められる人間などルノーにいるのか?

ブリアトーレがいなくなれば、アロンソは確実にルノーを去るだろう。
ブリアトーレのいないルノーでワールドチャンピオンを狙うなど、
到底不可能だからである。

もしかして、ホンダ同様、何年か先にルノーもF1撤退?
そんな徴候を察しての引退予告かもしれない。

既にジャン・トッドのいないF1界。
これでブリアトーレもいなくなれば、確実に一時代が終わることになる。
残るは唯一ロン・デニスくらいか。
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