7764 コロナ病床使用率の計算式 はくぶん 2021-06-11 01:19:13
大阪で医療逼迫が起こった時に、一番気にした数字は、コロナ病床使用率である。
コロナに感染して、重症化しても、入院できるのであれば、まだ命を落とす危険性は低い。
しかし、基礎疾患を抱える自分が、重症化して自宅待機にでもなれば、それは死を意味するからである。

病床使用率の計算は、
(コロナ病床入院者数 + 一般施設隔離者数 + 自宅待機者数) ÷ コロナ病床数
であった。
つまり、計算の対象は、実際に入院している患者と、入院したくても病床が空いておらず、入院待ちの状態になっている患者の人数の合計となっていた。
よって、吉村無能馬鹿府知事が、コロナ感染が下火になった時期に病床数を削減したために、3回目の緊急事態宣言下の大阪では、100%を大きく上回る病床使用率となってしまったのである。

オリンピックを開催したい菅義偉は、少しでも医療状況を良く見せようとして、厚生労働省に、この計算方法を変えさせたという。
新しい計算式は、
コロナ病床入院者数 ÷ コロナ病床数
である。
絶対に100%を超えない愚かな計算式。
この計算式では、どれだけの人間が入院できずに病院以外の場所で待機しているのか分からない。
つまり、今コロナに感染して重症化して、果たして入院できる病院があるのか無いのかが全く分からないということである。
重要なのは100%を超える部分である。
そこを切り捨てたこの計算式に何の意味もない。

国民の命より大事な東京オリンピック。
厚生労働省は、この計算式によって、その意志をはっきり示したということだろう。
もちろん、それは厚生労働省の判断ではない。
菅義偉個人の意志である。
菅義偉の命令で、強制的に変更させられたのだろう。

菅義偉、こんな奴にいつまでも総理大臣をやらせておいたら、何をしでかすか分からんぞ。
自国民の命より東京オリンピック。
自国民の命より海外。
自国民の命より選挙対策。
自国民の命より自分の政権。
政府の言う事を黙って大人しく聞いている場合ではないぞ。
そんなものは美徳でも何でもない。
それは単なる腰抜けだと気付くべきである。
日本にはヒトラーもポル・ポトも毛沢東も要らない。
菅義偉の命より、日本国民の命を優先すべきである。

もう梅雨が明けたような天気が続いているが、まだ梅雨明け宣言は出されていない。
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