7769 トランスジェンダー はくぶん 2021-06-21 00:37:34
昔はオカマとかニューハーフとか呼ばれた男が、今はトランスジェンダーと呼ばれる時代。
男になる女がいたのかどうかは知らないが、昔はそれぞれ呼び名が分かれていたように思う。
今はそれら双方向をまとめた上記呼び方が主流。
どちらかを特定することによって、より強い差別が起きることを防ぐ意図もあるのだろう。

自分が若い頃は、男に生まれたかったと言う女が多かったように思う。
昭和という時代は、まだまだ男尊女卑の風潮が色濃く残っていた頃。
そんな中で、女として生まれて来たことによる不利を、強烈に感じていた女が多かったのだろう。
自分もどちらに生まれたかったかと問われれば、即座に、男であると答えていただろう。

トランスジェンダーと呼ばれる今の時代に、女になった男は、色んなメディアでよく見かける。
しかし、逆に男になった女にはお目に掛からない。
男として生まれたかったと主長していた女が、男として生きていける時代になったのに、である。
女になるより男になる方が、技術的に難しいのだろうか。

平成になり、女の自立、女の社会進出が増え、女の方が得であるとさえ思える時代もあった。
その間に、男として生まれたかったという昭和の願望は、女から消えてしまったのだろうか。
トランスジェンダーに元男が多いのは、平成時代に女の方が得だと感じた男たちによる、願望の実現なのかもしれない。
一つだけはっきりしていることは、昭和時代の同級生で、女になった男はいるが、男になった女は一人もいないということだ。

今の日本では、大臣など、胡麻すりが上手ければ、誰でも出来る事がはっきりしたと言える。
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