7773 | 天皇のワクチン接種 | はくぶん | 2021-06-29 00:16:52 |
6月28日現在、天皇はワクチン接種を1回も行っていないそうである。 オリンピックが開催されれば、その開会式で開会宣言を行わなければならない天皇。 明日、1回目のワクチン接種を行ったとしても、2回目接種の効果が出る前に、開会式を迎えることになる。 上皇は、65歳以上の優先枠によって、既にワクチン接種は終えている。 天皇も、61歳ではあるものの、皇室の人間なら、一般国民より早くワクチン接種を行っているものと思っていた。 しかし、国民と同じように、年齢枠の順番を待っていたのである。 政府の中には、65歳未満であるにも関わらず、国民には内緒で接種を受けた大臣もいたようだ。 国民の選んだ政治家が、どれだけ程度の低い人間であるかがよく分かる実例である。 かつて、天皇時代に、国民に寄り添うことを誓った現上皇。 福島原発事故の際には、国民に不安を与えるとの理由で、京都への避難提言を拒絶した。 そして、その意志を受け継ぐ現天皇。 浩宮時代は、頭の固い、型にはまった古い考えの人間にしか見えなかったため。あまり好きではなかった。 皇太子時代も、大して印象は変わらなかった。 しかし、天皇となった今、コロナ禍の中で、まさに命を張って、国民に寄り添おうとしている。 国民の意見を無視する政府と、国民の意見を直視する皇室。 暴走する内閣総理大臣と、民意を代弁する天皇。 民主主義国家に於いて、何という皮肉な図式であろうか。 暴動も暗殺もない日本にとって、政権暴走の唯一の歯止めが天皇とは。 戦後、天から降って湧いた民主主義。 その本当の意味が分かっていない日本にとって、民主主義制度を続けていくためには、天皇制は今後も必要不可欠な制度なのかもしれない。 パラリンピックは中止になる可能性が高いという噂。 |
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