7785 | 諸葛孔明 | はくぶん | 2021-07-23 01:15:19 |
諸葛孔明は、なぜ畏れられながら愛されたのか。 その理由を解説している書物は多い。 しかし、それらは最も大事な点を見逃している。 よって、的外れな解説に終始している。 彼が何をしたからではない。 彼がどんな地位にいたからでもない。 そういう星の下に生まれて来たのである。 彼は何をしても、そう思われただろう。 彼は何をしなくても、そう思われただろう。 生まれつき、そういう特性を備えた人間だったのである。 他に理由も原因もない。 自分自身でもなぜだか分からないだろう。 しかし、周囲の状況から、自分はそうであるという事実は分かっていたはずである。 人間は皆、そういうものである。 いよいよ今日から殺人オリンピックの開会である。 |
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