7817 | 恐怖と法律 | はくぶん | 2021-09-25 04:02:43 |
法律が沢山でき、それによって守られる範囲が広くなるほど、人の心は弱くなる。 最初はライオンを恐れていた人も、次第に恐れるものが無くなり、最後には蟻を恐れるようになる。 ライオンを恐れていた頃には、恐怖など微塵も感じなかった蟻に。 恐怖は絶対的なものではない。 恐怖は相対的なものであり、連想的なものである。 法律は、恐怖そのものを解決してくれるわけではない。 法律は、恐怖の連想を止めるだけである。 そして、一つの連想を止めても、新たな連想が生まれる。 夏は一切無かった無料回収が、ここに来て再開され始めた。 |
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