7820 具体的な方法に着手するのが嫌な日本人 はくぶん 2021-10-01 06:03:47
日本人の苦手な事は、具体的なアイデアを出すことである。
会議で話されることは、抽象的な概論ばかり。
出席することになど、何の意味も無い。
しかし、アイデアは出せなくても、出席することが重要と考えている。
よって、抽象的な概論で、出席していることだけをアピールするのである。

もともと何かを始めたり、何かを解決したりする気のない人間が多い。
誰かがやるだろう、やってくれるだろう。
それは自分ではない、自分であってはならない。
しかし、誰かがやったら、それには乗っかりたい。
自分が遅れをとるのは許されない。
そんな事を考えている人間ばかりなのである。
だから、具体的なアイデアなど出るはずがないのである。

放置しておけば、いつか必ず支障が出て、最悪の場合は破綻する。
そんな状況であることが分かっているにも関わらず、それに対処するのは自分ではないと思っている。
少子化問題、年金問題、発電所問題、医療費問題。
とっくの昔に分かっていた問題である。
いつからでも着手できた。
邪魔する者など誰もいなかった。
しかし、誰も何も着手しなかった。
その結果、もう着手も解決もできない状況に追い込まれた。

目の前が崖になっているのに、平気で歩き続ける日本人。
崖から落ちればどうなるか分かっているのに、方向転換しない日本人。
誰かがやるまで、自分からは決してしない。
そして、崖から落ちながら、それを誰かのせいにするのである。

久し振りにガッツリ寝た。
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