7824 | サプライチェーンの崩壊、忍び寄る食糧危機 | はくぶん | 2021-10-09 01:47:00 |
コロナの感染拡大で、色々な製造工場が止まっているタイやフィリピン。 そういう国に、食料や衣類、工業部品を依存している日本。 サプライチェーンの崩壊。 既に品薄による値上がりが始まっている。 季節性要因により、感染が沈静化している現時点ですら、こういう状況である。 冬の感染爆発が起こり、タイやフィリピンの感染者が、夏の5倍になったら、日本の物価はどうなるのだろうか。 所得が上がらないまま。物価だけが上がる現象をスタグフレーションという。 最悪の経済状態である。 日本人の所得が上がる見込みはない。 しかし、輸入品の価格が高騰する危機は目の前に迫っている。 この現実をマスコミは、なぜか殆ど報道しない。 日本政府も、なぜか危機感を持っていないように見える。 分かっていながら、敢えて黙っているのだろうか。 食糧危機などと報道すれば、それこそ国民がパニックを起こす。 日本政府には、食糧危機も国民のパニックも解決する術はない。 しかも、目の前には衆院選が控えているのである。 外国政府に比べて、常に対応の遅い日本政府。 食料の買い付けも、外国に遅れをとるのか。 この冬に食糧危機が日本を襲う。 店の棚から食品が消えて行く。 僅かに残った商品も、これまでの数十倍から数百倍の値段。 かつて飽食と言われた日本で、餓死者が続出するのか。 先ず自国と自国民の事を考える外国政府。 先ず自分と外国の事を考える日本政府。 コロナ対策にしても、サプライチェーンの危機に際しても、日本政府は馬鹿としか言い様が無い。 目の前の危機を認識できない自民党。 目の前の危機に対処できない自民党。 もちろん将来の危機に考えが及ぶこともなければ、備えることもない自民党。 今年の冬は、高齢者のコロナ死亡者と、貧困層の餓死者で溢れ返る国になるかもしれない。 日本を自民党になど任せておくと、国民は疫病か食糧危機で殺されることになるぞ。 最近、ちょっと慎重さに欠けている。 |
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