7856 失敗したくないなら、しつこく聞け はくぶん 2021-12-12 01:22:38
一回道に迷うより、道順を十回聞いた方が良い。
ユダヤの格言集に、そういうものがある。
人がこの格言を見ると、確かにそうだと納得する。
しかし、現実社会で、これを実践している人を見ると、しつこい人だと煙たがる。

大抵の日本人は、良く確かめもせず行った結果、失敗する。
充分確かめていれば回避できたのに、それを怠ったばかりに失敗する。
しかし、それ以降も、充分確かめるということを、いつまで経っても学ばない。
したがって、何度でも同じ失敗を繰り返す。

十回道順を聞けばいいと分かっているのに、それをしない。
しつこい事が嫌いだからだろうか。
しつこい人間だと嫌がられることを恐れるからだろうか。
嫌がられるくらいなら、失敗した方がいいということなのだろうか。
それが日本の風潮なら、日本人とは何と馬鹿な国民だろうか。

日本人は同じ失敗を繰り返すことを、それほど強く批判しない。
俺は、同じ失敗を繰り返す事は、馬鹿のする事だと思っている。

俺は一回道に迷うより、道順を十回聞く。
それはユダヤ格言集を読む前から実践していることである。
だから失敗は殆ど無い。
始めから回避できる失敗を、きちんと回避しているからである。
しかし、そのために、しつこいと煙たがられることが少なくない。

ユダヤの格言集は、しつこい方を選べと教えている。
世界一優秀な民族と言われるユダヤ人。
その知恵の書と言われるタルムードは、そう教えている。
それとは正反対の考えをする日本人。

日本人は、しつこいくらいなら、失敗する方がいいのである。
俺は、失敗しないために、しつこい方を選ぶ。

オミクロン株は、いつ日本でブレイクアウトするのだろうか。
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