7895 オミクロン株の本当の恐怖 はくぶん 2022-02-28 00:25:09
オミクロン株は、症状そのものは軽症かもしれない。
経験者の話では、軽症と言っても、風邪やインフルエンザとは比べ物にならないほど苦しいようであるが。
しかし、軽症はおろか、無症状患者でも、その後に待ち受ける恐ろしい症状がある。
有症状患者の六割、無症状患者の三割が抱えると言われる後遺症である。

一月万冊
岸田政権が直視できないコロナ後遺症の恐怖・・・軽症・無症状でも職場復帰できないほどの辛さが1年以上続く。オミクロン拡大で見過ごされてるロングコロナの恐ろしさ

この女性記者の体験談を読んで、コロナは風邪と笑って済ませられるだろうか。
感染症法の二類から五類に変更したら、ちょっと腹が痛くなって病院へ行っても、待合室にはコロナ患者。
診察を受けるまでの間、感染の危険に晒される。
引いては、この後遺症の危険に晒されるのである。
もしかしたら、医者や看護師が無症状患者かもしれない。

コロナは軽症、コロナより経済優先。
そんなことを言っている政治家、評論家、学者、国民。
コロナ対策を軽んじている日本政府、厚生労働省、自民党、大阪維新の会にいる想像力の欠如した馬鹿者たちには、ぜひともコロナ感染し、この女性記者と同じ後遺症で苦しんでもらいたいと思う。
自分が体験すれば、180度意見が変わるだろう。

しかし、最も恐ろしい後遺症は、この女性の症状ではない。
10歳でも20歳でも、80歳や90歳と同じ頭になってしまう記憶障害である。
現段階では回復するかどうかは分からない。
もし回復しなければ、一生まともな仕事には就けない、まさに人生を破壊する後遺症である。

海外では、コロナへの対応を緩める動きが進んでいる。
しかし、その際、後遺症については殆ど語られていない。
今後も後遺症患者は確実に増えていくだろう。
そして、最も恐ろしいのは、医療従事者に、この記憶障害が増えた場合だ。
医療ミスが多発していくだろう。
病院すら危険な場所に変わっていく。
オミクロンは軽症と、今後いつまで楽観視していられるだろうか。

そして、今後最も脅威となるであろう変異種の市中感染が、既に確認されている。
現在日本で蔓延しているオミクロン株のBA.1より感染力が高く、重症化率も高いBA.2である。
一旦コロナ対応を緩めてしまったら、このBA.2の急速な拡大に対し、日本行政が素早く対応を強化できるとは思えない。
総合的な統治能力の欠如した愚鈍な政府を擁している日本は、BA.1がある程度収束するまで、決してコロナ対応を緩めてはならない。

昼はポカポカ陽気と言ってもいいくらい暖かくなったが、夜はさすがに暖房が必要だ。
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