7913 PFOA はくぶん 2022-04-05 00:32:30
フライパンなどのテフロン加工に使われている化学物質のPFOA(有機フッ素化合物)。
近年、この物質の有害性や蓄積性などが明らかになって来た。
人が摂取すると、殆ど体外へは排出されず、一生体内に残り続けるようである。
そのため、最近では、製造・使用等が制限されている。

空調メーカーとして有名なダイキン工業。
その淀川工場が摂津市にある。
その工場周辺に住む地元住民の体内から高濃度のPFOAが検出された。
地下水を使って栽培した野菜などを食べて、体内に取り込まれたようである。

更に恐ろしいことに、工場近くを流れる寝屋川は、大阪市の水源となっている。
水道局は、きちんと浄化処理しているから問題はない、とは言っているが、体内から高濃度のPFOAが検出された大阪市民もいたようだ。

PFOAが、どれくらい恐ろしい化学物質であるかは、動画内で詳しく説明されているので、ぜひ観てもらいたい。
調理器具メーカーとして有名なデュポン社が、このPFOAによる健康被害の裁判に負け、莫大な賠償金を支払ったようである。

デモクラシータイムス
フライパンが危ない!隠された令和の水俣「PFOA」NO.1【Tansa報道最前線】

デモクラシータイムス
ダイキン城下町の公害 隠された令和の水俣「PFOA」NO.2【Tansa報道最前線】

昨年の夏あたりから、家の炊飯器の内窯のフッ素加工が剥げて来ていた。
この動画を観た頃は、かなり剥げが広がっていた。
気になって、メーカーのサイトを調べると、加工が剥げた状態で使用しても、身体に影響は無いと書いてあった。
もし加工の一部を食べてしまったとしても、体外に排出されるから、危険は無いと説明されていた。
他のメーカーのサイトを見ても、同じような説明が書かれている。
メーカー以外の一般サイトにも、そのような説明が書かれており、危険だと警告しているサイトは見当たらなかった。
だから、ずっと剥げた状態で使っていた。

しかし、この動画を観て、即日新しい炊飯器を買った。

特に身体に異常は無かった。
そのまま使い続けても危険はなかったのかもしれない。
しかし、メーカーの説明を鵜呑みにする無謀な勇気は無かった。

今日はいつもより早く床に就いたが、なぜか眠れない。
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