7919 国の基準 はくぶん 2022-04-17 11:29:24
国会議員は高齢者率が高い。
しかし、あまりコロナに感染したという話を聞かない。
先日、野田聖子が、現役閣僚として初めて感染した。
日本でこれだけ多くの感染者が出ているのだから、別に不思議でも何でもない。
多くの議員には家族が居るだろうし、家庭内感染が最も多い感染経路である。
高齢者なら、感染して無症状でいることは難しいはず。
本来なら、もっと感染者が出ていてもおかしくはない。
しかし、感染例をあまり聞かない。
先日、加藤勝信が感染して、51人目とのこと。
衆参両議員合わせて約700名。
報道されていないだけだろうか。

新型コロナウイルスに関する色々な発表を見て、厚生労働省が、いかに役に立たない省庁であるかを思い知った。
コロナ以外でも、この省が出している様々な安全基準が、すべて怪しいものであると疑ってかかるようになった。
事実、日本と海外で基準の違うものが多く存在する。
例えば、トランス脂肪酸という食品添加物は、EUでは使用禁止だが、日本では菓子パンやアイスクリーム等に使われている。
赤色3号という合成着色料は、アメリカやドイツでは使用禁止だが、日本では福神漬けやかまぼこ等に使われている。
赤色102号に至っては、世界で使用を許可している国は、日本のみとのことである。
食品でこれだけ扱いが異なるというのは、一体どういうことなのだろうか。
日本人も外国人も、身体の造りは同じである。
信頼を築くには長い時間が掛かるが、壊れるのは一瞬である。
この省は、その格言を噛み締めるべきだろう。

新型コロナウイルス感染者数が、世界中でカウントされ、Googleで簡単に調べられる。
異常に多い国、異常に少ない国、その状況も時期によって様々である。
しかし、これらの数字は、本当にその国の実情を表しているだろうか。
少なくとも日本は、検査数が決定的に足りていないため、無症状患者は殆ど見つけられていない。
よって、実際には、Googleが表している数の10倍はいるだろうと言われている。
積極的に検査を行っている国、行っていない国。
検査結果を誤魔化して発表している国。
あの統計の中には、様々な数字が混じっていると思われる。
あの数字だけを見て、どの国が感染症対策に優れているとか劣っているとか、一概には言えない。
特に発展途上国や独裁国家では、統計数字はあまり信用できない。

まだ眠い。
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