7921 | 感染経路に関する大きな疑問 | はくぶん | 2022-04-21 00:33:15 |
コロナの感染経路に関して、以前から持っている大きな疑問がある 。 感染者の半数以上が家庭内感染であると、統計には表れている。 その次が職場や学校である。 いつも規制の対象となっている飲食店は、実は非常に割合が少なく、わずか1%程度である。 飲食店への休業要請が、データを無視した非科学的な、政府の素人発想政策であることがよく分かる 大きな疑問とは、ここである。 この感染経路、本人がどこで感染したか、なぜ分かるのだろうか。 コロナはエアロゾル感染、つまり空気感染である。 空気はどこにでもある。 家庭内にもある、職場にもある、学校にもある、満員電車にもある、コンビニにもある、飲食店にもある。 エアロゾル感染は、屋外では殆ど無いと言われている。 しかし、これらは全て屋内である。 朝、家を出て、満員電車に揺られ、職場で仕事をし、昼休みにコンビニで買い物をし、仕事終わりに居酒屋で飲んでから、混んだ終電で帰宅した人が、一体どこで感染したのか分かるのだろうか。 この一日の行動の、どこで感染してもおかしくはない。 そして、この生活を毎日繰り返しているなら、どの日に感染したとしてもおかしくはないし、その日を特定することも難しい。 オミクロン株は潜伏期間が平均3日という事実から逆算して、いつ感染したか目星を付けることはできるだろう。 しかし、それも単なる平均に基づいた推測に過ぎない。 一人暮らしの家から、1ヶ月間一歩も外に出なかった人が、スーパーに買い物に行った4日後にコロナを発症した。 それなら感染経路は、そのスーパーしかあり得ない。 いや、その人がマンションに住んでいるなら、もしかしたらエレベータ内で感染した可能性もある。 コロナのエアロゾルは、換気の悪い空間では、空気中に3時間浮遊し、20メートル以上移動する。 そのエアロゾルを、一定濃度以上吸い込めば、感染する。 空気はどこにでも存在し、エアロゾルは目に見えない。、 空気感染とは、それくらい感染経路を特定することが難しいということである。 それなら、感染経路は、一体どうやって特定しているのだろうか。 政府と同様、素人発想的判断で、特定しているとしか思えない。 2年以上続けて来た隔日更新も、今日が最後となる。 今後は、書きたい時に書くという方針に変える。 どういうペースになるかは、その時次第だが、コロナと維新のネタは続くと思われる。 では、また次の機会に。 新たに何かを始めるのは難しいが、長い間続けた事を止めるのも、同じくらい難しい事であると知る。 人間は習慣の生き物であるということを実感させられた。 今日は久し振りの定期検診だ。 |
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