7941 | 気になる三つの事 | はくぶん | 2022-07-24 03:29:15 |
7月16日に朝日新聞に掲載された川柳が、物議を醸している。 暗殺された安倍晋三に対する批判川柳。 それが死者に鞭打つことになるとして、総理大臣まで務めた人間に対して失礼だというのである。 朝日新聞デジタル 朝日川柳 西木空人選 川柳は元々社会風刺に使われて来た。 俳句と同じ五七五ではあっても、俳句とは詠む目的が違う。 社会風刺なのだから、辛辣にもなるだろうし、死者に鞭打つこともあるだろう。 死者に対して、それを行ってはならないとするならば、憲法の保障する言論の自由を侵すことになる。 二つほど秀逸な作品がある。 一部、字余りで出来の良くないものもある。 いずれにせよ、国会で百十八回も嘘の答弁を行い、山口県の有権者を公費で買収し、有能な公務員を自殺に追い込んだ男。 まさにその生き様を鋭く指摘しているではないか。 一部では、史上最長ではあるが、同時に史上最悪の総理大臣でもあるという評価もある。 どういう経緯で死んだにしろ、安倍晋三の行った数々の不正は消えることもなければ、美化されるべきものでもない。 死んだら仏さん。 確かに、そういう言い習わしはある。 しかし、その免罪符にも限度がある。 安倍晋三は単なる一般人ではない。 総理大臣を務めた男である。 最高権力者だった男である。 死んだら仏さん、では済まされない立場である。 これくらいの川柳を詠まれる謂れは、充分にあると言える。 時事ユーチューバーであり、お笑いジャーナリストのたかまつななが、この川柳をやんわりと批判している。 「【ご冥福をお祈りしませんか】安倍さんの罪の部分が許せなかったとしても、ご冥福をお祈りするということはしませんか」 「私は森友・加計・桜、官僚の忖度体質などたくさんの『罪』があったと思います」 「暗殺された人に対してご冥福をお祈りするということがそんなに難しいことなのかと少しこの川柳を拝読して、悲しくなりました」 「無念の死に対して、あの世までというのは、さまざまな考えがあると思いますが、私は違和感を覚えました」 「暗殺されたことを受け、ご冥福をお祈りした上で、政治的な功罪を議論するということをしませんか」 最後の一文の意味するところは、最初に冥福さえ祈れば、その後で、いくら死者に鞭を打ってもいいということだろうか。 文意としては、そういうことだが、たかまつななは、果たしてそんな風に思っているだろうか。 冥福を祈ったのなら、もう悪く言うな。 全体的に、そんな含みが感じられる主張である。 他人事なら何とでも言える。 綺麗事など、言うだけならいくらでも言える。 その綺麗事を、自らの人生に於いて全うしなければ、他人に対して何の説得力も生まれない。 ツイッターに投稿した、これらの言葉を、赤木雅子さんに向かって言えるだろうか。 もし自分の家族が殺され、その犯人が死刑になった時、その死刑囚の冥福を祈れるというのだろうか。 政府がまた何やら怪しい事をやっている。 全く意味のない届け出の簡略化。 全く意味のない検査受けたらギフト券。 確かに大阪では、過去に例を見ない1日4万件以上というコロナ検査数。 検査キット不足、みなし陽性は、一体どこへ消え去ったのか。 コロナ感染者が急増すると、人々の不安がまた頭を持ち上げて来る。 無節操に購入し、接種者の激減から、今や余りに余っているワクチン。 決して国民の事を考えない日本政府の狙いが透けて見えて来る。 【健康情報発信チャンネル】岐阜ゆがみ整体 なぜ今さら簡略化!?ドクターの届出について 【健康情報発信チャンネル】岐阜ゆがみ整体 検査受けるとキ゛フト券もらえる?報酬もらえる?何のため? 今回の参院選で大躍進した参政党。 しかし、選挙戦の終盤辺りから、この党に対する印象が、ちょっと変わって来た。 赤尾由美は単なる二代目経営者であり、政治家としての資質は無いだろう。 武田邦彦は79歳の少年であり、信用できる男である。 問題はあとの三人だが、どうも眉唾な感じがする。 裏切りそうな感じもする。 金に転びそうな感じもする。 女で失脚しそうな感じもする。 他党の議員に同化していく感じもする。 本人たちが言うほど確固たる人間たちには見えなくなって来た。 特に吉野敏明。 この男には、選挙戦の中盤辺りから、何か胡散臭いものを感じる。 「私は誰ですか?」 演説前のその問い掛けは必要だろうか。 党内から、無効な候補者名を書いてしまう危険性もあるから、止めた方がいいという指摘もあったようだ。 神谷宗幣は、選挙戦の終盤から選挙終了後に、正体を垣間見たように感じる瞬間がいくつかあった。 「戦争が起これば、その時は予備自衛官として、もちろん一生懸命やりますよ」 演説では聴衆に向かって「大和魂があるなら、自国を守るために戦うのは男として当然」と発破をかける一方で、自分の事となると、随分と勇ましさに欠ける発言となる。 参議院議員となった今、戦争が勃発したら、この男は自ら進んで戦地へ赴くだろうか。 松田学は、当選したとしても、普通の国会議員にしかならないだろうとしか思えない。 打算という点で、吉野敏明と双璧を為すのではないかと想像する。 それが、参政党に対する、最新の印象である。 女の子が両手放しで自転車に乗っているところを初めて見た。 |
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