832 | 新聞の危機 | はくぶん | 2008-12-30 18:23:49 |
朝日新聞に続いて、大手新聞社の毎日新聞と産経新聞が赤字決済を出した。 原因は、若者層を中心とした深刻な購読離れと、広告収入の減少らしい。 今の時代、インターネットで何でも情報が手に入るから、わざわざ新聞取る必要もない。 そういう傾向が加速しているのだろう。 折からの不況で、企業も広告費を捻出する余裕が無くなって来ているのも確か。 これから広告収入を主とする産業は、どんどん苦しくなっていくのではないかと思われる。 ということはテレビやラジオもやがて・・・いや、インターネットも例外ではない。 現時点で赤字を出していない大手新聞社は読売だけということになる。 この件に関する詳細はこちら。 また、辞書や辞典などの出版者も危ないという噂もある。 これもインターネットの影響は確実。 それに引き換え、菓子メーカー最大手のロッテは、 先の銀座コージーコーナー買収に引き続き、 高級チョコメーカーのメリーチョコレートカムパニーも買収したとか。 この不況の時期に、やけに強気な戦略だな。 また損保業界では、三井住友海上、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険が合併する。 この合併で業界トップの東京海上火災を凌ぐ損害保険会社の誕生となるらしい。 金融業界って合併するしか脳がないのか。 その内に日本には銀行1社、生保1社、損保1社なんていう、 独禁法がほとんど意味をなさない時代が来るかもしれない。 |
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