天罰を 少年はどうしても欲しいおもちゃがあり、神様に100ドルくれるように手紙を書くことにした。 神様宛の手紙を受け取った郵便局は気を利かせて、その手紙を大統領に送った。 大統領補佐官は、その無邪気な手紙が大統領を喜ばせるだろうと、 多くの大統領宛の手紙の束にそれをもぐり込ませた。 それを読んだ大統領は、ほほえましく思い、その少年に5ドルだけ贈ってやることにした。 小さな少年には100ドルは大金過ぎると思ったからだ。 それを受け取った少年は大喜びして、早速礼状を書くことにした。 神様、ありがとう。 あなたは政府を通じてお金を送ってくれたけど いつものことながら、あのカスどもが95ドルも税金を差し引いてしまいました。 どうか天罰を下してください。