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とんでもございません |
はくぶん |
2015-08-29 06:59:14 |
“とんでもない”という言葉がある。
これを敬語にすると“とんでもございません”だと思っている人は多いと思う。
かく言う俺も、今の今までそう思っていた。
“とんでもない”は、国語辞典にはこう記されている。
“とんでも”に“ない”の付いた形だが、“とんでも”が単独で使われた例はなく、“とんでもない”で一語と見るのがよい。
つまり、“とんでもない”は一つの単語であり、“ない”だけ切り離して語形変化させることなどできないと言っているのである。
よって、“とんでもございません”は文法的に間違った表現ということになる。
“とんでもない”の正しい丁寧語・敬語表現は、“とんでもないことです”とか“とんでもないことでございます”である。
しかし・・・
ならばなぜ、これだけ広く当り前のように使われているのか。
なぜビジネス文書にも登場するのか。
そういう疑問が湧く。
その答えは、平成19年(2007)2月文化審議会答申の『敬語の指針』にある。
文化庁が、本来は間違いである“とんでもございません”という表現を、“相手からの褒めや賞賛などを軽く打ち消すときの表現であり、現在では、こうした状況で使うことは問題がないと考えられる”として、正式に認めてしまったのである。
文法的には間違いでも、政府が認めてしまった表現ということだ。
しかし、いくら政府が認めても、なぜそういう風に語形変化するのか、誰も文法的に説明することはできない。
文法的に説明できないのに、政府が正式に使用を認める“とんでもございません”。
“現在では、こうした状況で使うことは問題がないと考えられる”表現など、世の中にいくらでもあるような気がするが・・・
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略称の正式名称 |
はくぶん |
2015-08-28 11:35:52 |
何でも略すのが好きなら、略す手間を省略するために、商品名やら企業名やら、何から何まで始めから略した名前を正式名称にすればいいんじゃないか?
かなり名称がかぶる物も出て来るだろうが、そもそも略すのが好きな日本人が悪いということで仕方ないんじゃないか?
何でも略して格好悪いと思わないのか?
お前達の略すセンスはダサ過ぎるぞ。
特に若い奴ら。
お前達が社会の中核を担う立場になったとき、どれだけ略された正式名称が日本に溢れているのか、楽しみにしてるよ。
おっと、正式名称に略称を使うほどの思い切りはないってか?
まあ、所詮お前達はその程度だろうと分かってはいるが。
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6792 |
ナルシスト的 |
はくぶん |
2015-08-28 11:14:39 |
ちょっと古い曲になるが、J-WALKに“何も言えなくて…夏”という曲がある。
1991年7月21日の発売というから、今から14年も前のヒット曲である。
ロングセラーとなり、最終的に約98万枚売れたらしい。
YouTubeにヒット曲メドレーのようなファイルがある。
とある懐メロを聴いていると、それに引き続きこの曲が流れて来た。
夏が終わって、男と女が別れる場面を歌っているのだが、この歌詞を一番最初に聞いたとき、歌詞全体から非常にナルシスト的なものを感じた。
知久光康という、後のTHE JAYWALK(J-WALKの後身)のリーダーが書いた歌詞らしいが、こいつは間違いなくナルシストだろう。
小室哲哉にもナルシスト的なものは感じる。
しかし、小室の場合は分かりやすいナルシズムだ。
こいつのナルシズムは、オブラートに包んだナルシズムである。
一見優しさのように見える部分が、実はナルシズムから来ている冷たさなのである。
分かりやすい小室に騙されることはないかもしれないが、巧妙な知久に騙されることは多々あるだろうと思う。
曲自体は平坦で、特に山場も見せ場もない構成である。
強いて挙げるなら、歌い出しの部分くらいだろうか。
しかし、そんな曲とは対照的に、このナルシスティックな歌詞は、毒々しい光を放っている。
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人民元切り下げ |
はくぶん |
2015-08-27 02:38:05 |
中国は8月11日に人民元の約2%切り下げを発表したらしい。
流石にそんなニュースは知らなかった。
これによって世界経済、特にアジア経済は大混乱に陥っている模様。
そりゃそうだろう。
GDP世界第2位の国が、自国の通貨を切り下げるなど前代未聞。
アメリカの金融政策にまで影響を及ぼすこの人民元切り下げ。
大体こんないい加減な国が、世界経済の中枢にいること自体が問題なのだ。
世界経済に対する責任などという概念は欠片もないだろう。
そんな国を利用し、重要性を高めるのはもうやめよう。
この国はあくまで東側の国だということを覚えておかねばならない。
都合が悪ければ、簡単に自国民を虐殺する国だということを覚えておかねばならない。
経済的にいくら豊かになっても、人間性は下等なままだということを忘れてはならない。
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6790 |
ベーカリーショップ |
はくぶん |
2015-08-26 23:30:10 |
俺の住んでいるマンションの1階で営業してたベーカリーショップが、俺の知らない内に店仕舞いしていた。
何年やってたんだろうか。
でも、まだ2、3年といったところである。
移転かなとも思ったが、それなら移転先の貼紙くらい、目に付く所に普通してある。
やっぱり閉店なのだろうか。
ランチタイムは結構客が入って、賑わっているように見えたのに。
一度も買ったことも、店内に入ったこともないが、ある一つの小さな事がきっかけで、俺には親しみを感じる店だった。
どこかでもう一度。
なぜかそんなことを思った。
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6789 |
3つのスパムメール |
はくぶん |
2015-08-26 23:19:35 |
毎日山のように来るスパムメール。
最近のトレンドは“大金振込みネタ”なので、同じようなタイトルがズラズラと並んでいるのを見ただけでうんざり。
中身を開いて、本文を読んでみようという気も起こらない。
よって、そのままゴミ箱行き。
新しいネタが見つからないので、そろそろ飽き飽きしていたのだが、今日はちょっと大金振込みとは違うネタを3つ程発見した。
前回に引き続き、特集という感じで紹介したいと思う。
一応リンク先のURLは、その語句の下に付けておく。
1通目
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タイトル:《感謝》ありがとうございます。
《感謝》ありがとうございます。
○連絡はこちらより
http://iadck0gk1qnb8.click/log_index.php?page=allmess_miru&ddv=cb1317c664b6c4a01c4df0524c7400b1
゚・:,。゚・:,。★゚・:
゚・:,。゚・:,。★゚・:
ヌニハヌオチモヤカテメセヌモヒ
○テイシ
http://iadck0gk1qnb8.click/log_index.php?page=contact_info_miru&s=1440551975&ddv=cb1317c664b6c4a01c4df0524c7400b1
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最後の4行は、改行で飛んで飛んで、かなり下の方に書かれてある。
意味不明なカタカナ1行と、なぜカタカナ?的なリンクを貼られた語句。
日本人が書いたものではないかも。
2通目
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タイトル:着信 2015/08/26 11:12
2015/08/26 11:12録音
再生
http://gmall27hxfgmob472.com/znSB/p0Cu/UCuV/oJZGsZAu0EqYDcWApZAoZF80BrW5dTS
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なかなか斬新な試みと言える。
何を録音したのかは書いてないので、各自の妄想に委ねることになる。
あらぬ妄想をした人間は、堪らずリンクをクリックしてしまう、という狙いか。
しかし、リンク上にカーソルを乗せれば、行き先が音声ファイルではないことは一目瞭然。
こんな子供騙しに引っ掛かるのは、もはや老人くらいしかいないのでは?
3通目
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タイトル:あなたの写真とメアドがネットで流されてるよ?
img1.jpg
http://bcl754jhfyah335.net/3CR5G/U9LX/5DVS/YR5DW8CWcGUbrW3CX9LV8nSfQUTnz8
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というわけで、斬新さを挙げるなら、これが今回のナンバーワンだろう。
本文はファイル名のみ。
クリックしろ!と。
ところで、“あなたの写真”は画像ファイルを開いて見れたとしても、メールアドレスはどこで見ればいいんだろうか?
その辺のツメが甘いかな。
メールアドレスが、顔写真の画像ファイルに描き込まれている、と?
画像編集ソフトを使えば、今は小学生にでも可能な作業だが、それに気づかない人間は、逆にクリックしない可能性も。
よりスパムとしての完成度を上げるために、やっぱり画像は2つ列記してもらいたかったよね。
そしたら信憑性も高まる・・・のか?
ちなみに、いつもの送信環境チェックは、面倒なので、今回は省略。
次回は取り組むことにします。
ただ、3つのURLを見比べると、2通目と3通目は同じ人間の手によるものと思われる。
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6788 |
本に関して |
はくぶん |
2015-08-26 12:20:48 |
ただ時代に迎合しているだけで、筆者すら正しくないと思っている本は、世の中に沢山あるだろう。
ただ一般論を展開しているだけで、筆者が本質を見抜いていない本は、世の中に沢山あるだろう。
天才でもない限り、同じ筆者の本は、何冊読んでも、内容はほぼ同じである。
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6787 |
台風は終わった |
はくぶん |
2015-08-26 08:49:16 |
台風は温帯低気圧に変わった。
しかし、スッキリしない天気。
これから晴れるんだろうが、台風一過と言うには程遠い空模様だ。
つい最近の台風でも、そんなことがあった。
昔なら、台風が過ぎ去れば、あとは雲一つない一面の青空。
それが台風の定番だったし、台風は過ぎ去ったという実感も湧いた。
最近の台風には、それがない。
昨日は夜明けあたりから夜中まで一日中雨の予報だったが、少なくとも昼まで雨は降ってなかった。
夕方も遅くなって急に台風の様相を呈してきただけであって、一日中という感じではなかった。
確かに一日中風は強かったが、雨に関しては天気予報は完全に外したと言っていいだろう。
普段の天気はかなり精度がいいのに、台風の時の雨の予報はあまり当っていないような気がするのは俺だけだろうか。
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6786 |
台風に告ぐ |
はくぶん |
2015-08-25 04:38:12 |
まるでシンクロナイズド・スイミングでも演じているのかと思わせる台風15号と16号の並走。
日本の南海上で両者共に北東へターンして、16号は進路的に関係なくなったが、15号が西日本を直撃しそうな進路となった。
非常の強いと表現されている台風15号は、中心気圧940hPa、中心付近の最大風速50m/s、最大瞬間風速70m/s、という勢力を持ちながら、時速45kmで九州へ接近している。
お陰で、九州のみならず、明日の、いや、今日の大阪の天気は雨。
降水確率こそ100%はないものの、明け方から夜中までずっと70%の高確率でである。
今はまだ降り出してはいないが、そろそろ降り始めてもおかしくない時間帯に差し掛かって来た。
一日中雨。
天気としては最低である。
確かに今は台風のシーズンかもしれない。
しかし、世界の気候がおかしくなり、5月でも台風が来る時代なんだから、8月や9月だからと言って、昔と同じように台風は発生するなよ。
水不足の時に一発来れば一気に解消する。
台風はそれくらいの利用価値しかない。
大雨を降らせ、強風を吹かせる台風は、邪魔以外の何者でもないのだ。
台風に告ぐ。
来年からは日本に来ないようにしなさい。
これは命令である。
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6785 |
F1ベルギーGP決勝 |
はくぶん |
2015-08-24 05:31:06 |
後半戦の幕開け第1戦目。
スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGP決勝レースは、ポールポジションから飛び出したハミルトンが、そのままトップを譲ることなく、ポールtoウィンで今季6勝目を飾った。
2位にはチームメイトのロズベルグが、3位にはラスト2周で幸運に恵まれたグロージャンが、それぞれ入った。
序盤からリタイアが多く、サバイバルレースの様相を呈したこのレースは、ハプニングも多かった。
マシントラブル、エンジントラブル以外で、F1史上でも非常に珍しい、タイヤ間違えトラブルなるものが起きた。
ウィリアムズのボッタスがタイヤ交換の際、1組のメカニックがタイヤを間違えて、右のリアだけ、他の3つとは違うタイプのタイヤを履かせてしまった。
そのままコースに出てしまったボッタスは、その周の途中でその指摘を受け、最終的にドライブスルーペナルティを課せられた。
今まで何戦もF1の決勝レースは観て来たが、こんなハプニングは初めてである。
そして、このレース最大のドラマは、チェッカーまでラスト2周という時点に待っていた。
お互いにタイヤが苦しい中、3位表彰台を賭けて、逃げるベッテル、追うグロージャン。
その差は時にテールトゥーノーズ。
唯一1ストップでタイヤを持たせてきたベッテルに対し、グロージャンは2ストップ。
グロージャンのマシンの方が若干速い状況の中で、しかし、そこは流石にワールドチャンピオン、レース巧者のベッテルは、グロージャンにオーバーテイクの機会を一切与えない。
このまま残り2周を逃げ切り、3位表彰台を獲得するかのように思われた42周目。
限界ギリギリで持ち堪えていたフェラーリの右リアタイヤが、直線を走行中に悲鳴を上げ、バースト。
マクラーレン在籍時に、あと数周で優勝を手中に収めようとしていたライコネンが、フラットスポットの出来たタイヤの振動にマシンが耐え切れず、第一コーナ手前で右フロントタイヤが吹っ飛んだ。
あれはいつどこで行われたレースだったんだろうか・・・
そんなシーンが走馬灯のように蘇ってきた。
不運にも、まだコース前半部分を走行中だったため、ベッテルはピットまで辿り着けず、そのままレースは終了。
完走扱いにはなったものの、ベッテルは12位という結果に終わった。
ベッテルには可哀想だが、やはりオーバーテイクや、こういうクラッシュ、バーストシーンが、F1の大きな魅力であるようにも思う。
ところで、レース途中で一つ気になる事があった。
突然の電気系統のトラブルにより、ホームストレートの入口付近で止まってしまったリカルド。
もちろん危険なので、普通ならイエローフラッグが出て、セーフティーの登場なのだが、今回のレースでは、セーフティーカーは登場せず、代わりにバーチャル・セーフティーカーなるものが発動されていた。
バーチャル・セーフティーカーなんて言葉は、今までに聞いたことがないが、一体これは何なのだろうか。
ハミルトンがバーチャル・セーフティーカーの解除を見逃して、ラップタイムを損したようだ、などと言っていたので、コックピットの計器画面に、セーフティーカーでも表示されるシステムなんだろうか。
ちょっと気になるシステムである。
次回、F1第12戦は、2週間後の9月6日。
イタリアのモンツァで行われるから、多分放映はいつも通り23時半からだろう。
もちろんチャンネルはBSフジである。
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メッセージ文字数:1384/1415 |
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